創作・魔王勇者系 SS

2015年03月18日


2 生キャラメル ◆XksB4AwhxU :2015/03/04(水) 01:13:37 ID:Ncmbc8/o

――――――――――――――――――――――――――

公国領地のとある町外れ

喪女「はふ…。遠いなぁ、生命の樹…」

丘を登っているのは、ふもとの町に住む娘―― 喪女
16年前、町の外れの草原で拾われた赤子だった

喪女「でも頑張らなくちゃ! それが拾ってくれた義父さんへの恩義ってものだもの!」ムンッ

自分に渇を入れ、重たい足を引きずって歩く

喪女(昨日は朝から井戸で水汲みをして、馬にブラシをかけ、洗濯と繕い物を済ませた後で朝食を作り、
   片づけをした後に家の掃除と庭の手入れを終わらせて、昼食の用意と片づけを済ませてから買い物に行って、
   そのあとようやく生命の樹の木の実を取りに行って、家に帰ってから殻を剥いてたらすっかり遅くなってしまい、あまり眠れなかったし…)

ぶっちゃけ、喪女は拾われた家でコキ使われていたのだった
それでも死に絶えるだけだった赤子を拾い、育ててくれている一家への恩義は忘れない

喪女(むしろそれだけがモチベーションとも言えるのよね)


魔王「覚悟はいいか」 暗黒騎士「例え魔王であろうと、構わぬ!」
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2015年03月13日


1 ◆WnJdwN8j0. [saga]:2015/02/22(日) 16:14:53.54 ID:vBpN6/wS0
少女漫画っぽさ意識してます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1424589293


2 ◆WnJdwN8j0. [saga]:2015/02/22(日) 16:15:12.58 ID:vBpN6/wS0
その日、不安で一杯だった。
私は魔王の一人息子との結婚が決まり、夫となる人と初の顔合わせする為、魔王城に来ていた。

姫(うぅ)

ジロジロ見られている。緊張。
でもここで弱々しい振る舞いをしたら、後々困るのは自分。
そう思い胸を張ってはいたものの、今にも心臓が飛び出しそうだ。

従者「魔王子とやら、来ませんね」ボソボソ

姫「そうね…」

私が謁見の間に来てから随分経った(ように感じる)
しかし夫となるはずの魔王子はなかなか現れず、無言のまま魔王と向き合う羽目になっていた。

魔王「…」ゴゴゴ

姫(帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい)

私は早くも、義父となるであろう魔王を相手に圧倒されていた。


姫「魔王子との政略結婚」
01:55|この記事のURLコメント(0)トラックバック(0)創作・魔王勇者系 SS | インバリアント このエントリーを含むはてなブックマーク 

2015年03月12日


1 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/08(日) 20:27:48.19 ID:XXcvV+Xe0
《冒険のはじまり》

勇者(Lv.1)「今日から魔王討伐の旅の始まりか……」

勇者「……ひのきの棒でどうやればいいんだか……」ハァ

勇者「とりあえず王様が用意してくれたっていう仲間達と合流しなきゃ……」


娘(Lv.3)「……おい、そこの!」


勇者「え?」クルッ

娘「……その面構え。お前が勇者だな?」

勇者「あ、うん、そうだけど」

勇者(なんだ? この小さい子?」

娘「小さいとはなんだ!」

勇者「しまった、漏れてたか……」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1425814067


魔王の娘「お前が勇者だな」
23:55|この記事のURLコメント(0)トラックバック(0)創作・魔王勇者系 SS | インバリアント このエントリーを含むはてなブックマーク 

2015年03月10日


1 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/09(月) 20:39:04.95 ID:jZ+3SACJo
女勇者「きゃあっ!?」バギッ!

戦士「女勇者!?」

魔獣「ガルルル……!」

女勇者(ダメだ、噛まれ……!?)

戦士「このっ……!」ダッ!

女勇者「!?」

魔獣「ッ!!」ガブッ

戦士「っ……!? はああぁぁ!!」バギッ!

魔獣「ギャアア――!?」


▽女勇者たちは 魔獣を 倒した!

▽経験値を 360ずつ 手に入れた!


戦士「くっ……」ドサッ

女勇者「戦士、腕が……!」

戦士「大丈夫だ、千切れてはない。悪いが治癒してくれないか?」

女勇者「う、うん! 【回復魔法】!」ポワア…

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1425901144


女勇者「経験値のほとんどが胸にいっちゃう……」
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2015年03月08日


1 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/03/08(日) 11:31:16 ID:2vgSnKtk
勇者「ここか…ついに来たぞ」

勇者「(魔王を倒すことを考え続けて18年、ついに宿敵の魔王にたどり着いた!)」

勇者「(俺がどれだけこの時を待ちわびたか…)」

勇者「(毎日が修行の日々、娯楽はなんかは切り捨てひたすら己を磨いてきた)」

勇者「(友人が恋人を連れていたときは少しは羨ましいとは思ったが、宿敵を討つため…その思いは捨て去った!)」

勇者「(魔王、俺はお前のために生きてきたんだ…俺の全てを懸けて、貴様を討つ!)」

勇者「…いくぞ!」

ガチャン!

勇者「魔王!お前を…っ」


魔王「妻がかわいすぎて勇者なんかどうでもいい」
19:55|この記事のURLコメント(0)トラックバック(0)創作・魔王勇者系 SS | インバリアント このエントリーを含むはてなブックマーク 

1 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/02(月) 08:33:21.01 ID:CZZLlSjxO
男騎士「お前などに体を捧げるくらいなら死んだほうがマシだ!」

ヤンデレ「ヒィィィィィィィフゥゥゥゥゥゥゥゥンンンンンンン
男騎士くんなんでアタシのモノにならないのヒィィィィィィィフゥゥゥゥゥゥゥゥンンンンンンン」

男騎士「僕は祖国に愛し合った許嫁が

ヤンデレ「フンフンフンフンフゥゥゥゥゥゥゥゥンンンンンンン」

男騎士「くそ、このオーク話が通じないのかっ……!?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1425252801


男騎士「くっ、殺せ!」
06:55|この記事のURLコメント(0)トラックバック(0)創作・魔王勇者系 SS | インバリアント このエントリーを含むはてなブックマーク 

2015年03月07日


前作:竜「ふう……」 ドラゴン「あれ?お前歩き?飛行通学じゃなかった?」

2 ◆oi7tumbFS. [saga]:2015/03/07(土) 03:47:42.91 ID:ABxBe5Qmo
ドラゴン「とりあえず羽大組と羽小組に別れるから、俺と二人は別だけどな」

龍「ドラゴンは羽大組だもんね」

竜「羽大組は基本速いからいいっすよねー」


竜「ついに速度測定……」 龍「なんだかんだで結構緊張するよね」
18:55|この記事のURLコメント(0)トラックバック(0)創作・魔王勇者系 SS | インバリアント このエントリーを含むはてなブックマーク 

2015年03月05日


1 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/02/21(土) 01:49:05 ID:HFvo4MGQ
─ 王都役所 ─

役人「オンボロ闘技場を立て直せ……ですか?」

上司「あ、いや……オンボロというか、昔ながらの由緒正しき国立の闘技場でね」

上司「しかしながら、近年まったく経営が振るってないので、
   ここらでいっそ新しい風を吹き込んでみよう、ということになったのだよ」

役人「新しい風というのは、つまり私のことですか」

上司「うむ、君の学校時代の成績は非常に優秀だったからねぇ。
   君ならばきっとやれる! がんばってくれたまえ!」

役人「……は、はい」

役人「ところでいつから……?」

上司「今日これからすぐ、馬車で出発してもらう。
   今夜はすでに手配してある宿に泊まって……明日には着くだろう」

役人「今日ですか……!?」

上司「う、うむ……善は急げ、というからねぇ。がんばってくれたまえ!」


役人「オンボロ闘技場を立て直せ……ですか?」
18:55|この記事のURLコメント(0)トラックバック(0)創作・魔王勇者系 SS | インバリアント このエントリーを含むはてなブックマーク 

2015年02月25日


1 ◆cZ/h8axXSU :2015/02/24(火) 17:20:45.74 ID:31EzNMaX0
女騎士「何!?オークとオーガは似たような種族ではないのか!?」

オーガ「あっちの由来はオルガスの死人、私は鬼。ついでにもっと突き詰めるとトロール」

女騎士「へぇー、博識」

オーガ「いやぁそれ程でも。そして私女だから」

女騎士「じゃあ貴様に用は無い。んじゃ」スタスタ

オーガ「えっ」




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1424766045


女騎士「くっ!殺せ!」オーガ「人違いです」
17:55|この記事のURLコメント(0)トラックバック(0)創作・魔王勇者系 SS | インバリアント このエントリーを含むはてなブックマーク 

2015年02月19日


1 ◆WnJdwN8j0. [saga]:2015/02/06(金) 20:23:28.66 ID:+AkwQ9aA0
貴方を待ち続けて何度目かの春頃。
1人で迎える季節の変わり目は、何だか味気なくもあります。
あの頃私達は、花咲く道を共に散歩しましたね。

一緒に歩く時貴方の定位置だった私の右側は、今もまだ空けてあります。
訪問者のない家は、貴方を迎える為にいつも綺麗にしています。

貴方の為、貴方を待つ――それが今の私の原動力になっています。

だけど私、決して早く来てとは言いません。
貴方のやるべき事を全て終わらせて、やり残したことが無くなった時に――

僧侶「あらー、もうこんな時間なんだー」

私は時に急かされず、ゆっくり貴方を待ち続けます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1423221808


僧侶「貴方を待ち続けて」
07:55|この記事のURLコメント(0)トラックバック(0)創作・魔王勇者系 SS | インバリアント このエントリーを含むはてなブックマーク 
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